こんにちは、ゆうきです。
今回はジャーナリングについて紹介します。
ジャーナリングは書く瞑想とも言われています。
方法はいたってシンプル。
テーマを決めて思考をひたすら紙に書き出すだけ。
簡単ですよね?
でも、この簡単なメソッドが、あなたのメンタルに絶大な効果を発揮します。
以下にジャーナリングの効果をまとめました。
ジャーナリングの効果
- ストレスの軽減
- 感情の整理と理解
- メンタルヘルスの向上
- 自己洞察の深まり
- クリエイティビティの向上
- 問題解決能力の向上
- 記憶力の向上
- 目標設定と達成のサポート
- 感謝の気持ちの増加
- 自己肯定感の向上
どれも素晴らしいですよね。
僕は昔から日記を書くのが習慣でしたが、数年前からジャーナリングを取り入れました。
ちなみに日記とジャーナリングは違います。
日記はその日の出来事や感情、思考の記録ですが、ジャーナリングは書いている瞬間の自分にフォーカスすることで感情や思考の安定を促し、結果的に上記の効果をもたらすものです。
数年前、僕は精神的にとても不安定で、ちょっとしたことですぐにキレてしまったり、不安や憂鬱で思考がまとまらない時期がありました。
大好きな読書や映画鑑賞がぜんぜん面白くない。
なんとなく生きていることが無意味に感じる。
医師から診断を受けたわけではありませんが、実際軽い鬱だったのではないかと思います。
毎日が漠然と過ぎてゆき、ただただ気力が萎えてゆく中、このままではいけない、何とかしないといけないという焦りだけがありました。
そんな時出会ったのが、「ゼロ秒思考」、「サーチ・インサイド・ユアセルフ 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」などの本です。
そもそも「ゼロ秒思考」はどちらかと言えば地頭力を鍛えることにフォーカスした本ですが、僕にとってはメンタルの安定に寄与したことの方が大きいです。
また当時読んでいた「サーチ・インサイド・ユアセルフ」などのマインドフルネス関係の本からメンタルを安定させるためのエッセンスを抽出していたことも大きいかもしれません。
ここからは僕がどのようにしてジャーナリングを実践しているかを紹介します。
実際に試したジーナリング実践方法
ジャーナリングを実践するには、まずひたすらノートに思考を書き出す時間を決めましょう。
僕の場合は25分間です。
なぜ25分間か。
みなさんはポモドーロテクニックをご存じですか?
これは1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロが考案したもので、25分の学習と5分の休憩を交互に繰り返すことで、高い集中を維持しながら時間管理と生産性を高める方法です。
僕も勉強や仕事で多用しています。
慣れないうちは10分や15分でもいいと思いますが、意外とすぐに終わってしまうので、ポモドーロテクニックで人間が集中できる時間ギリギリまで書き続けるのがおすすめです。
書く際はテーマを決めてください。
テーマは何度もいいです。
「どうすればもっと仕事が上手くいくか」「どうすればメンタルが安定するか」「どうすれば彼女ができるか」「どうすれば痩せるか」「どうすれば両親を納得させられるか」「苦手な上司への対応方法について」などなど。
もしテーマを決められなければ、まずは書き出してみることをおすすめします。
実際僕はテーマが思いつかない時、「今日はテーマが思いつかない。さて何を書くか。今自分は本当に考えているだろうか。メタ認知だ。自分を俯瞰しろ。字が乱れている。メタ認知だ。そう言えば昨日、面白い記事を読んだ。それについて確か私は何を考えたか。」などのように、本当に頭の中の思考をそのまま書き出していると、勝手にテーマが決まります。
僕は普通の大学ノートの罫線に沿ってひたすら書いていますが、書き方も自由だと思います。
白紙のノートや方眼紙ノートでも構いません。
ご自分が使いやすいと思うノートを自由に使ってください。
注意点としては、人に見せるような立派な文章を書こうとしないことです。
誤字脱字や文体・文法などは気にしないでください。
自分が思ったことや感情を自由に書いてください。
ただ、決められた時間はしっかりと集中し、書いている時の自分を意識してください。
いかがでしたでしょうか。ジャーナリングはとても簡単に実践できる上に、ものすごく効果がありますのでとてもおすすめです。ぜひ5分間からでも始めてみてください。普段スマホやPCでしか文章を書かない方は、ペンを持ってノートに書くという好意自体が懐かしくて面白いと感じるかもしれません。