こんにちは、ゆうきです。
今回は整うためのサウナの入り方についてお話しします。
昨今のサウナブームにより、整うと言う言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
整うとは、ととのうと読み、サウナで温まった体を水風呂で冷やした後、外気浴の際感じる不思議なリラックス効果のことを言います。
僕は週に一回程度サウナに行きます。
全国各地を巡るサウナーガチ勢の方からすれば毛が生えたひよこ同然なのですが、先日、これが整うか!と叫びたくなるほどの体験をしました。
それまでも整う感覚はありました。
外気浴の際、体全体がピリピリして、血液が勢いよく全身の血管を巡るような感覚です。
これも整うだと思います。
でも先日の体験は、それを遥かに凌駕する、それこそ天にも登るような、幸せホルモン出っ放しのような、そんな感覚でした。
それが本物の整うなのか、主観的な問題なので明言できませんが、ぜひこの記事を読んでいただいているあなたにも同じ体験をしていただければと思います。
今回紹介する方法は、サウナと水風呂の入り方に関しては一般的な方法と同じですので、すでにご存知の方は外気浴の箇所まで飛ばしてください。
以下の順で紹介します。
- サウナに入るための準備
- サウナの入り方
- 水風呂の入り方
- 外気浴での整い方
- 終わりに
サウナに入るための準備
まずは準備です。
サウナに入るために準備なんて必要なの?
ただすっぽんぽんになって入ればいいんじゃないの?
そう思う方はさすがに少ないかと思いますが、一応違うと断っておきます。
サウナに入るためにも準備が必要です。
まずは体調。
お酒を飲んでいませんか?
飲酒後のサウナは脱水や急激な血圧上昇などの健康リスクが高まります。熱中症になる可能性もありますので絶対にやめましょう。
食後ですか?
食後すぐにサウナへ入ると、消化器系に血流が集中し、低血圧や消化不良のリスクが高まりますのでご注意ください。
空きっ腹ですか?
空腹時にサウナに入ると、低血糖やめまい、意識喪失のリスクが高まります。僕もプチ断食の最中にサウナに入ってしまい、ひどいめまいを感じたことがあります。
少しだけ胃に何か入れておく程度がちょうどいいかと思います。
次に、サウナに入る前はちゃんと体を洗うこと。
ただでさえ汗をかくのに、仕事でかいた汗をそのままにサウナに入られると迷惑ですよね。それに臭いとすぐバレます。
次に、体を洗ったらしっかりとタオルで拭いて水気を取ること。
余計な水気を取っておくと汗をかきやすくなります。まあ、びちょびちょの人がいきなり隣に座ったら普通嫌ですよね。
準備ができたらいざサウナに突入です!
サウナの入り方
ここはあまり固く考えず、むしろサウナを楽しんでください。
僕は考え事をしたりマインドフルネをしたりしています。
ただ、いくつか注意点があります。
まずは体調と時間について。
無理はしないでください。
サウナに入ることで交感神経が優位になります。具体的には、体温が上昇することで交感神経が興奮し、心拍数や血圧が上昇するなどの反応が引き起こされます。長時間サウナに入ると、交感神経系に過度な負荷をかける可能性があります。
また時間についてもご自身の体調と相談してください。慣れていない場合は5分程度から始め、長くても12分程度がおすすめです。
次にマナーです。
友達とサウナに行くと、ついつい会話が盛り上がりがちですが、個人的には会話は控えるべきかと思います。もちろん黙っていろとは言いませんが、他の利用者の方に配慮して、大声や過度の会話は控えるべきです。
また、脚が長過ぎるのかやけにドカンと座っていたり、ひどい場合は筋トレをしているフリーダムな方もいますが、お行儀がよろしくないのでやめましょう。まあ、普通はそんなことしないですよね。
水風呂の入り方について
次に水風呂です。
水風呂は苦手な方が多いですよね。
個人的には、ゴリラみたいにマッチョな方が2秒くらいで水風呂から出てしまうような、そんな微笑ましいコントラストに出会えるのもお風呂の醍醐味だと思います。
さて、まずはサウナでかいた汗をしっかりと流しましょう。
その際水シャワーなどである程度体を慣らすのもいいと思います。
水風呂に入る際はいきなりザブンと入るのでなく、ゆっくりと入りましょう。高温のサウナから急激に冷たい水風呂に入ると、体温の急激な変化が心臓や血管に負担をかける可能性がありますので注意してください。
また入り過ぎも禁物です。長時間水風呂に入ると体温が下がりすぎてしまい、体調不良を引き起こす可能性があります。入浴時間は1分程度がちょうどいいかと思います。
外気浴での整い方について
さて、いよいよ整い方です。
サウナ付きのお風呂屋さんには、外気浴ができるためのベンチや椅子があるかと思います。
水風呂から出たらそこに直行しましょう。
ここからは先日の僕の体験をお話しします。
その日僕はとても疲れていて、いつものように10分間サウナで汗をかいた後、水風呂で体を冷やしました。
その後外気浴を始めたのですが、いつもはマインドフルネスや考え事をするところ、もう何に対しても意識を向ける気力がなく、ただただ馬鹿みたいにポカーンと口を開けて半分寝ていました。
すると、最近痛いと思っていた首筋の神経に心地よい痛みが生じました。
なんだろうこれはと気になりはしたのですが、僕は相変わらずポカーンと口を開けていました。
すると、プツプツと顔の毛穴が開く感覚があり、それが徐々にピリピリとした心地良い電気のような感覚に変わると、全身に広がりながらますます心地良さを増して行ったのです。その感覚は5分以上は続いており、僕が次の回に移らなければもっと続いていたと思います。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、これが整うか!と初めての感覚に感動しました。
さらに普段よりも肌にハリが生まれていたのです。
もうプルプルです。
ポイントは、外気浴の際完全に脱力することです。それこそ身も心も完全に脱力して、何も意識しないでください。口を開けて半分寝てしまうくらいがちょうどいいのかもしれませんが、風邪をひかないように注意してください。
僕はもう一度この方法を試しましたが、同じように整うことができました。
この記事を読んでくださっているあなたもぜひ試してみてください。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
サウナは、自然豊かなフィンランドが生んだとても素晴らしい文化です。
いつかフィンランドに行って、雪の積もった白い森で本場の整うを体感することが僕のささやかな夢です。
この記事をきっかけにサウナーへの道を一歩でも踏み出す方がいれば嬉しいです。