先日、トップアスリートについて面白い話を聞きました。
世界で活躍するようなトップアスリートはどのような点が異なるのでしょうか?
彼らは身体能力やセンスが優れていることもさることながら、試合や練習に臨む姿勢、マインドセットが優れているそうです。
もちろん彼らとてなかなかやる気が出ない時もあるそうです。
そこは普通の人間と同じです。
しかし彼らは、例えやる気が出ない時でもモチベーションをある程度の振れ幅に保つための引き出しの数が多いのだそうです。
だからモチベーションが大きく下がって、そこから戻らないということがあまりない。
皆さんもトップアスリートの方々が何年も高いモチベーションを維持して活躍できていることに驚くことが多いでしょう。
特に僕はサッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが大好きなのですが、彼の努力とハードワークは超人どころではないと思います。
ロナウドはメッシと比較されることが多く、さまざまなプロサッカー選手が両者について言及していますが、僕は元アルゼンチン代表のカルロス・テベスが二人を評した話がとても好きです。
まず、テベスはメッシについて語ります。
「リオネル・メッシ、僕は彼をジムで見かけたことがない。ボールを止めて練習する場面や他のエクササイズをしている姿も見たことがない。でも、彼にとってはいたって普通のことだ。ただ、PKの練習はやっていた」
そしてロナウドについても語ります。
「クリスティアーノはトレーニングの後、必ずジムにいた。何かに憑りつかれているようにトレーニングをして、そして彼は全てにおいてベストになった。それに、いつでも早くに練習場に着いていた」
続けて、ロナウドの練習に対する姿勢についても言及語ります。
「朝の9時からトレーニングが始まるとき、僕は8時には着いていたけれど、彼はすでに到着していた。7時半に着いても彼はもう居るんだ。僕は“どうすればあの男よりも早く来れるんだ?”って自分自身に問いかけた。ある日には6時ぐらいに練習場に着いたけれど、やっぱり彼が居た。眠いときだって彼はすでに居たんだ」
いかがでしょうか?
これを聞いて、メッシのすごさにあらためて感嘆する人もいるでしょう。
やっぱりメッシは天才だ!神の子だ!と。
僕はメッシも大好きです。W杯で優勝した時は本当に嬉しかったし、いつまでもプレーしていて欲しいと思っています。
でも、メッシは何か宇宙人のような存在に感じるのですが、ロナウドは磨き上げた宝石のように感じるのです。
YouTubeなどでロナウドが語る動画を観ると、その磨き上げられたマインドセットに驚きます。
彼は10代のことから信じられない強度で自分を磨き続けているのです。
努力の結晶とはまさに彼のことを言うのだと確信します。
きっと、試合や練習に臨むたびに、最高のマインドセットで臨むことを心がけ、実際にそうしているのでしょう。
ビジネスとスポーツでは異なりますが、僕も日々の仕事と生活において、日々それに臨む姿勢を見直さなければならないと感じました。
単純な話ですが、毎日、今日も1日頑張ろう、今日も良い仕事をしよう、そう思いながら臨みたいと思います。
今回は決意表明のような形になってしまいました。
この記事を読んだ方が少しでもポジティブな気持ちになっていただければ嬉しいです。