こんばんは、ゆうきです。
今回は深いお風呂に入ることのメリットについてお話しします。
皆さんも、疲れが溜まるとお風呂に入りたくなりますよね。
そして実際お風呂は疲労回復にもってこいです。
でも、なぜでしょうか?
そもそも何を持って僕たちは疲れを感じるのでしょうか。
運動部の経験がある方は、練習などで走れなくなると、乳酸が溜まったわーとか言っていませんでしたか?
簡単に言うと、まさにその乳酸が疲労の正体です。
実際乳酸は、激しい運動をした後に溜まることから疲労物質の一つに数えられています。
では、乳酸はどこに溜まるのでしょうか。
ふくらはぎです。
激しい運動の後や一日の終わりには、上半身はまだまだ動かせるのに、下半身だけがやたらとダルくなりませんか?
それはふくらはぎに乳酸が溜まるからです。
乳酸は休めば自然と分解されるのですが、ここで我らがお風呂の出番です。
お風呂に入ると身体に水圧がかかります。
水圧がかかることで、乳酸などあらゆる疲労物質がリンパ管と静脈を通り、最終的には腎臓に行き着いて尿として身体の外に排出されます。
だからお風呂に入るとトイレに行きたくなるのですね。
そして、簡単に言うとこれがお風呂に入ることによる疲労回復のメカニズムです。
雑巾を絞るイメージです。
絞る力は強い方がいい。
だからより高い水圧をかけるために深いお風呂がいいのです。
半身浴ではダメです。
顎の先まで浸かるくらい、できるだけ深く浸かってください。
一昔前の日本の住宅では、五右衛門風呂と言って膝を抱えて入るような深いお風呂が一般的だったそうです。
トトロに出てくるお風呂です。
あの真面目そうなお父さんが急に違うテンションになるあれです。
ぜひ入ってみたかった。
残念ながら最近は住宅に限らず、健康ランドやスパでも浅いお風呂ばかりになってしまいましたね。
昔ながらの銭湯などではまだ、小さい子供が軽く恐怖を感じるほど深いお風呂がありますので、よかった探してみてください。
今回は深いお風呂による疲労回復についてお話しさせていただきました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。