こんばんは、ゆうきです。
このブログでは度々マインドフルネス瞑想について触れてきましたが、今回はマントラについて紹介したいと思います。
この記事を読めば以下の3つにおいて簡単な知識が得られます。
- マインドフルネスとは何か
- マントラとは何か
- マントラの実践方法
それでは順に説明します。
マインドフルネスとは何か
まずはマインドフルネスとは何かを少しだけおさらいしましょう。
マインドフルネスとは、今この瞬間における経験に意識を向けることにより得られる心理的な過程です。
ピンときませんね。
簡単に言うと、今俺こんなこと考えてるとか、こんなこと感じてるとか、どんなことでもいいのでその瞬間の自分を意図的に意識することです。
マインドフルネス瞑想は、そのような意識をコントロールして精神を安定させる訓練、あるいは修行と言ってもいいかもしれません。
僕はもともと感情が表に出やすく、また気が短いことがコンプレックスだったのですが、マインドフルネス瞑想を続けることで自分の感情をかなりコントロールできるようになりました。
マントラとは何か
さて、今回の主題であるマントラについて説明します。
マントラとは、古代インドの言語サンスクリットにおいて、「文字」や「言葉」を意味します。
そもそもマインドフルネスの源流は仏教です。
個人的には、仏教で確立された瞑想を現代風にアレンジしたものがマインドフルネスだと理解しています。
さて、マントラ。
サンスクリットにおける「言葉」という意味通り、マントラは言葉によって自己の意識をコントロールすることを図ります。
マインドフルネス瞑想においては、今この瞬間の自己に意識を向け、その際雑念は浮かぶがままに任せますが、心ここにあらずと言った状態になってしまうことが多いです。
正直僕も同じでした。
いくら今この瞬間の自己を意識しようと試みても、気が付いたら雑念ばかりで、下手をすれば寝ていることもありました。
マントラは、特定の言葉を繰り返し唱えることで意識を強制的に自己の経験に向けます。
それでも雑念は浮かぶのですが、意識を向ける対象が明確になるだけで段違いです。
さて、マントラにはどのような効果があるのでしょうか。
マインドフルネス瞑想の一種ですので、マントラを続けることでメンタルの安定や睡眠の質向上、集中力のアップなどが期待できます。
先にも触れましたが、僕の場合は感情をコントロールする力が高まったことが大きかったです。
それは怒りに限らず、不安や憂鬱に対しても効果的です。
マントラの実践方法
最後にマントラの実践方法について紹介します。
繰り返す言葉はなんでもいいと思います。
仏教などにおいては当然ながら明確に定められていますが、まずはやってみるという観点から言わせていただくと、自分にとって心地良い言葉、前向きになれるような言葉から始めるのが良いかと思います。
言霊と言いますが、人間は食べ物同様その人が使う言葉によってもできていると思います。
マントラに限らず、意識して前向きな言葉を使うようにしたいところです。
さて、言葉が決まったら、それを頭の中、あるいは声に出して繰り返してみましょう。
そして繰り返している最中は、その言葉に意識を向ける、さらにそれを意識している自分を意識してください。
時間や場所についてもいつでも良いかと思います。
継続することの価値を考えると、1日のどこかで実践する習慣を身につけたいところですが、個人的にはマントラのメリットはいつでもどこでも実践できることです。
通勤通学路や、仕事中や勉強中においても、精神を安定させる必要に迫られた場合などはぜひ実践してみてください。
マインドフルネス瞑想は、実践している経験から言わせていただくと、簡単にできる上に効果は絶大です。
本当にちょっとした隙間時間でも構いませんので、一日数分から始めてみてください。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。